1学期期末試験は、ここからの進路につながっている

教科ごとの学習の流れ図

期末試験の範囲は、基本的には「前回の定期試験から今回の定期試験までに学校で学習した内容」です。

中学1年生であれば、入学してから1学期期末試験の日までに学校で学習するところまでが範囲になります。

中学2年生や中学3年生の場合は、教科によっては2月の学年末試験以降の内容が範囲に入ることがあります。
特に、理科・社会・数学・英語は注意が必要です。

数学と英語は「前に習ったこと」が土台になる

数学と英語は、これまでに習ったことを前提にして、次の内容へ進んでいきます。

「前に習った内容は、もう知っているよね」
「ここまでは分かっている前提で進めるよ」

という形で授業が進んでいきます。

そのため、中学2年生・中学3年生は、今習っている内容だけでなく、これまでに習った内容も理解し、解けるようにしておく必要があります。

特に英語は注意が必要です。

英単語も英文法も、前に習った内容の上に、新しい単語や文法がどんどん積み重なっていきます。
一度分からない部分が増えてしまうと、そこから成績を戻すのに時間がかかります。

数学は1学期に点数を上げやすい教科でもある

数学も英語と同じように、前に習った内容が土台になります。

ただし、数学は大きく分けると、

  • 計算
  • 関数
  • 図形
  • データの整理・確率

という分野に分かれています。

そして、1学期の数学は「計算」が中心になることが多いです。

前の学年までに習った計算がしっかりできていれば、1学期の数学はかなり戦いやすくなります。
逆に言えば、1学期は数学の点数を上げるチャンスでもあります。

計算練習をきちんと積み重ねれば、数学の成績をグッと上げることは十分可能です。

国語は「漢字・語彙・授業のポイント」が大切

国語は、まず漢字と言葉の力が大切です。

漢字が書けること。
言葉の意味が分かること。
文章の中で何を聞かれているのかが分かること。

この基本ができているうえで、学校のワークを進め、授業プリントを確認し、先生が授業中に熱心に説明しているポイントを押さえることができれば、期末試験では点数につながりやすくなります。

国語は「なんとなく読む」だけでは点数になりません。
学校の授業で何を大事にしていたのかを見直すことが重要です。

理科・社会は、理解してから暗記する

社会は、地理も歴史も、ただ丸暗記するよりも、まず流れや仕組みを理解した方が成績につながりやすくなります。

理科も同じです。

なぜそうなるのか。
どのような仕組みなのか。
何と何が関係しているのか。

そこを理解したうえで暗記すると、知識が定着しやすくなります。

ただし、これまで理科や社会をほとんど勉強していない場合は、まず学校のワークと授業プリントを徹底的に覚えることが必要です。

きれいな勉強法にこだわるより、まずは試験範囲の用語・図・表・重要語句を覚えること。
そこからでも、平均点前後までは十分に狙えます。

英語学習中の女子学生のイラスト

暗記は、いろいろな方法を試してよい

「一夜漬けの丸暗記はすぐ忘れるから意味がない」と言われることがあります。

確かに、直前だけの暗記では長く残りにくいです。
睡眠を削ってまで勉強するのもおすすめできません。

ただ、短期間で集中して覚えようとする経験の中で、自分なりの暗記のコツがつかめることはあります。

たとえば、

  • 赤シートで隠して覚える
  • 声に出して読む
  • 何も見ずに書き出す
  • 覚えられない語句だけを10回書く
  • 自分で小テストを作る
  • 勉強している様子をタイムラプスで録画してみる
  • ノートやルーズリーフにまとめ直してみる

こうした方法を、実際に試してみることが大切です。

「ノートにまとめるのは効率が悪い」と言われることもあります。
確かに、まとめるだけで満足してしまうのはよくありません。

しかし、書きながら整理した方が覚えやすい生徒もいます。
大切なのは、自分に合った覚え方を見つけることです。

中学生が暗記しなければならない内容は、高校生に比べれば決して多くありません。
ただ、最初の取りかかり方が分からないだけです。

だからこそ、いろいろな方法を試してみることが大切です。

1学期期末から年末までの流れを書いた画像
1学期期末からの流れ

中学3年生にとって、1学期期末はかなり重要

特に中学3年生にとって、1学期期末試験はとても重要です。

この時期の成績によって、来年受験する高校の選択肢がかなり見えてきます。

もちろん、1回の試験ですべてが決まるわけではありません。
しかし、1学期期末の結果は、志望校を考えるうえで大きな材料になります。

たとえば、福岡高校を目指すなら、5教科でかなり高い得点が必要になります。
香住丘高校・新宮高校を目指す場合も、高得点を安定して取る力が必要です。
香椎高校、光陵高校、香椎工業高校、宇美商業高校など、それぞれの高校を考える場合も、今の点数と内申点を見ながら現実的に判断していく必要があります。

中学3年生は、ここからの数か月で受験校の方向性がかなり具体的になっていきます。

だからこそ、1学期期末は「ただの定期テスト」ではありません。
高校受験へ向けた大切な一歩です。

イナヅマ学習塾での学習風景2024初夏

将来が決まっていない人ほど、今がんばっておく

将来やりたいことがはっきり決まっている人は、その目標に向かって努力すればよいと思います。

大学に行きたい。
就職したい。
専門的な仕事をしたい。
資格を取りたい。
ものづくりをしたい。
人と関わる仕事をしたい。

目標がある人は、その道に向かって準備を進めていくことができます。

一方で、将来のことがまだよく分からない人も多いと思います。
中学生の段階で、将来の仕事や生き方がはっきり決まっていないのは、むしろ自然なことです。

でも、決まっていないからこそ、今できる努力をしておくことが大切です。

あとでやりたいことが見つかったときに、

「今の成績では届かない」
「この学校には行けない」
「この資格を取るには準備が足りない」
「もっと勉強しておけばよかった」

となるのは、とてももったいないことです。

今の勉強は、将来の選択肢を増やすためのものです。

チャンスは、準備している人がつかめる

チャンスは、ある日突然やってくることがあります。

誰かに誘われる。
やってみたい仕事を見つける。
行きたい学校が見つかる。
挑戦したいことが出てくる。

しかし、そのときに必要な学力や資格、条件を満たしていなければ、そのチャンスをつかむことはできません。

たとえば、将来ある仕事に誘われたとします。
でも、その条件が「高校を卒業していること」「大学を卒業していること」「英語がある程度読めること」だった場合、誘われてから準備しても間に合わないことがあります。

チャンスは突然来ます。
だからこそ、普段から準備しておく必要があります。

中学生や高校生にとって、その準備の中心になるのが勉強です。

勉強をがんばることは、ただ点数を取るためだけではありません。

やらなければならないことに向き合う力。
目標に向かって努力する力。
自分の可能性を広げる力。

そうした力を身につけるためでもあります。

期末試験に向けて、今できることをやる

試験の点数は、単なる数字ではありません。

今、自分がどれだけ準備できているか。
やるべきことにどれだけ向き合えたか。
自分の弱点をどれだけ直せたか。

それが点数として表れます。

もちろん、点数だけがすべてではありません。
でも、点数は大切な判断材料です。

高校受験でも、進路選択でも、将来の選択肢でも、勉強の結果は大きく関わってきます。

だからこそ、1学期期末試験に向けて、今できることを一つずつ進めていきましょう。

StudyRoomイナヅマ学習塾では、目の前の定期テスト対策を大切にしながら、その先の高校受験、さらに将来の選択肢につながる学習をサポートしていきます。

福岡市立中学校で使用されている5教科の教科書

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