勉強すると、見える世界が広がる

三苫浜ビーチの写真
三苫浜ビーチ

人の生活圏は、多くの場合、毎日それほど大きく変わりません。

住んでいる場所。
学校や職場。
よく会う友達や知り合い。
いつも行く買い物の場所。
普段遊ぶ場所。

私たちは、昨日とだいたい似たような世界の中で生活しています。

けれども、年齢が上がるにつれて、その生活圏は少しずつ広がっていきます。

園児のころは、親と手をつないで行ける範囲が中心です。

小学生になると、一人で学校へ行ったり、近所の公園や友達の家へ行ったりするようになります。
生活圏は、ほぼ小学校の学区になります。

中学生になると、学区が少し広がります。
部活動や習い事で、これまでより遠い場所へ行くことも増えます。
遠方へは大人の引率で行くことが多いですが、人によっては、自転車で行ける範囲なら、ショッピングモールやボウリング場まで行くようになるかもしれません。

つまり、中学生にとっての生活圏は、だんだん「自力で行ける範囲」になっていきます。

高校生になると、さらに世界が広がります。

電車やバスで通学する生徒も増えます。
自転車通学の生徒であっても、電車やバスに乗ることが身近になります。
スマホを持つことが許され、地図アプリを使えば、今まで行ったことのなかった場所へも行けるようになります。

私自身も、高校生になってから初めて、欲しい服を買うために電車に乗り、友達と1時間ほど離れた店まで出かけたことがあります。
それまでの自分の生活圏が、少し広がったように感じました。

高校生にとっての生活圏は、
「お小遣いとスマホがあれば、日帰りで行ける範囲」
と言えるかもしれません。

メキシコで迎えた新年の花火の写真
メキシコで迎えた新年の花火

そして、大学進学や就職をすると、生活圏はさらに大きく変わります。

住む場所が変わる。
通う場所が変わる。
出会う人が変わる。
話す内容が変わる。
必要とされる知識も変わる。

場合によっては、外国へ行くこともあります。

そのときに、ふと思うことがあります。

「英語をもっと勉強しておけばよかった」
「社会を勉強しておけば、もっと世界のことが分かったかもしれない」
「国語を勉強しておけば、もっときちんと話したり書いたりできたかもしれない」
「数学や理科ができていれば、仕事の選択肢がもっと広がったかもしれない」

大人になってから、そう感じる人は少なくありません。

ただ、大人になったら勉強できないわけではありません。

メキシコのプエルトエスコンディードのビーチ
メキシコのプエルトエスコンディードのビーチ

20歳でも、30歳でも、40歳でも、勉強し直すことはできます。
専門学校に行くこともできます。
大学や大学院で学ぶこともできます。
資格を取ることで、仕事の幅が広がることもあります。

勉強は、子どものうちだけにするものではありません。
大人になってからも、自分の生活を助けてくれるものです。

だからこそ、中学生や高校生のうちから、勉強をただ「つまらないもの」「しんどいもの」と決めつけないでほしいと思います。

もちろん、勉強は楽なことばかりではありません。
覚えることもあります。
考えなければならないこともあります。
うまくいかず、面倒に感じることもあります。

それでも、

「へえ、こんなことがあるんだ」
「これは初めて知った」
「そういう仕組みだったのか」
「前より少し分かるようになった」

そう感じられる瞬間があります。

新しいことを知ること。
知らなかった世界に触れること。
自分の考え方が少し広がること。

そこに、勉強の面白さがあります。

動画やSNSで見て、「分かったつもり」になることは簡単です。
でも、本当に分かるためには、自分で読んで、考えて、書いて、試して、確かめることが大切です。

実際にその場所へ行く。
自分の目で見る。
手で触れる。
その場の空気を感じる。
世界の広さを、自分の体で感じる。

そのとき、勉強してきたことが役に立ちます。

英語を学んでいれば、外国の人と話せるかもしれません。
社会を学んでいれば、その土地の歴史や文化が見えてくるかもしれません。
理科を学んでいれば、自然や技術の仕組みに気づけるかもしれません。
数学を学んでいれば、物事を筋道立てて考えられるかもしれません。
国語を学んでいれば、自分の考えを言葉にして伝えられるかもしれません。

勉強は、点数を取るためだけのものではありません。

自分の行ける場所を広げるため。
自分の見える世界を広げるため。
自分の将来の選択肢を増やすため。

そのために、勉強があります。

生活圏が広がると、出会う人も、見える景色も、考えることも変わります。
そして、知識があると、その広がった世界をより深く楽しむことができます。

StudyRoomイナヅマ学習塾では、目の前のテストや受験のための勉強を大切にしながら、生徒たちが自分の世界を少しずつ広げていけるように支えていきたいと考えています。

小学1年生になったばかりの息子がイナヅマ教室リビング教室のホワイトボードで遊び楽しんでいる
福岡市立中学校で使用されている5教科の教科書

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