小学生のうちに基礎を復習しておくと、中学校の勉強がスムーズになります

生徒が資料を見ながら学習しているイラスト

小学生のうちは、友達と遊んだり、好きなことに取り組んだりする時間も大切です。

毎日長時間勉強したり、中学校の内容を急いで先取りしたりする必要はありません。

ただ、夏休みごろから小学校で習った内容を少しずつ復習しておくと、中学校へ進学した後の勉強がとてもスムーズになります。

中学校の授業は、小学校で学習した内容を理解していることを前提に進みます。

そのため、小学校の基礎に苦手な部分が残っていると、新しく習う内容まで分かりにくくなってしまうことがあります。

反対に、小学生のうちに基本をしっかり身につけておけば、中学校では新しい内容に落ち着いて取り組めます。

算数の基礎は、中学校の数学につながります

小学校の算数で、特に復習しておきたい内容には、次のようなものがあります。

  • 分数や小数を含む計算
  • 割合
  • 平均
  • 比例
  • 速さ
  • 面積や体積
  • 文章題

これらは、小学校で学習して終わる内容ではありません。

中学校の数学や理科でも使うため、計算方法だけでなく、意味を理解して使えるようにしておくことが大切です。

例えば、割合や比例が十分に理解できていないと、中学校で習う関数や理科の計算問題で苦労することがあります。

文章題についても、問題文を読んで、何を求めるのか、どの数字を使うのかを考える力が必要です。

小学生のうちに基本的な問題を繰り返し解いておくことで、中学校の数学にも入りやすくなります。

英語は、正確に書く練習も必要です

小学校の英語では、英語を聞いたり、声に出して話したりする活動が多く行われています。

英語に親しみ、聞いた言葉をまねして話すことは、とても大切です。

一方、中学校では、英単語や英文を読んだり、正確に書いたりする力も必要になります。

小学生のうちに、

  • アルファベットの大文字と小文字を正確に書く
  • 基本的な英単語を覚える
  • 聞いて言える単語を自分でも書けるようにする
  • あいさつや簡単な質問の意味を理解する
  • 質問に合った答え方を身につける

といった練習をしておくと、中学校の英語がかなり楽になります。

「聞いたことはあるけれど書けない」という状態から、「意味が分かり、読めて、書ける」という状態にしておくことが大切です。

国語の力は、すべての教科に関係します

国語では、漢字の読み書きだけでなく、言葉の意味を理解する語彙力や、文章を正確に読む力も必要です。

文章を読んでも内容が十分に理解できなければ、国語だけでなく、算数の文章題や理科、社会の問題も解きにくくなります。

小学生のうちに、

  • 漢字を正確に読み書きする
  • 分からない言葉の意味を確認する
  • 文章を最後まで丁寧に読む
  • 何を問われているのかを考える
  • 問いに合った答えを書く

といった練習を続けておくことが重要です。

読む力が身につくと、学校の授業や教科書の内容も理解しやすくなります。

夏休みごろから、少しずつ始めれば大丈夫です

中学校の準備というと、難しい先取り学習をしなければならないように感じるかもしれません。

しかし、まず必要なのは、小学校で習った内容を確実に身につけることです。

夏休みごろから、分からない単元に戻って復習したり、計算や漢字、英単語の練習を少しずつ続けたりするだけでも違います。

勉強もスポーツも、早めに始めて少しずつ積み重ねることで、無理なく力を伸ばせます。

中学校へ進学してから慌ててすべてをやり直すよりも、小学生のうちに週1日でも集中して勉強する時間を作っておく方が、本人の負担も少なくなります。

小学生の今は、遊ぶ時間も大切にしながら、基礎を整えることができる時期です。

無理のないペースで復習を続けることで、中学校の授業を落ち着いて理解し、勉強をスムーズに進められるようになります。

福岡市立中学校で使用されている5教科の教科書

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