勉強に必要な才能
努力は裏切らない!
でも、頑張ったら全員が等しくレベルアップできるのはゲームの世界だけです。現実は、なぜかよく分からないけど、人によって成長の仕方が異なります。
「技術がすぐ上達する才能」「暗記する才能」「頭の回転が速く物事を瞬時に理解できる才能」「先の先まで読むことができる才能」「相手が何を望んでいるのか感じ取る才能」「諦めない才能」「根気よくずっと続ける才能」「おりゃ!っと爆発的な力発揮できる瞬発力ある才能」「物事を言語化する才能」「音楽的才能」などなど、才能といっても色々な才能があって、能力があって、なんだかんだいって「根気よくずっと続ける才能(根性)」って強いなーと思います。
「諦めたときが自分の限界」
とはよく言われるいいかたです。負け続けても、失敗し続けても「勝つ・手に入れる」まで、続ければいいのです。最後に勝って(手に入れて)、そのまま逃げ切れればこっちのもの。逃げ切る力もいりますね。
サザンオールスターズって、いったいいつまで活躍する気なのでしょうか?! ミスチルもビーズもドリカムもスピッツも最近はちょっとあまり以前ほど聞かなくなりましたが、サザンは新曲を出せばいまだにテレビコマーシャルでもコンビニのBGMでも流れ来ます。あのやる気、続ける力、歌いたい、音楽やりたい!ってのはやっぱり才能ですよね。色々な売れ方、人気の出方があります。
勉強も同じです。小学生でいい成績な生徒って、単純に先にいろいろ勉強できていたって人が多い。特に日本のように飛び級がない教育システムだと、先取り学習とか、複雑化した問題以上には発展しにくい。でも本を沢山読んでいた子供は中学生くらいで成績が追いつかれても、高校生になってからまた成績が伸びるとかいう話を聞いたことがあります。実際どうなんでしょう。
1つ絶対言えることは、「努力しない人は、成長しない」ことですね。
努力してもなかなか伸びなかったり、うまくいかなかったりはするけど、でもいつか回りくどいかもしれないけれど、その頑張りはいつかきっと何かの役には立っています。でも、努力しない、頑張らなかったら、なにもないですよね。ただ年を取っただけ。
コスパとかタイパとか、要領よく、効率的に物事取り組むことが良い風潮がありますが、数学1問解くのに60分かかってもイイんです! たった1問解いて理解するのに60分もかかっちゃったけど、でも没入してずっとその問題について考えこんで最後理解できて解けたときの快感! 数学って楽しい!って思えればまた数学を楽しめる。この60分つかって解いた問題は次は5分かからず解ける。忘れたらまたやればいい。面白い、楽しい!って感じられればやります。
成績を上げるのに必要な最善の才能は「目の前の問題を解くことを楽しめる才能」なんじゃないかなぁと私は思いますが、人によっては「新しい知識を使う喜びを感じる才能」かもしれませんし、「学んだ知識を全部混ぜて自分なりの解法を編み出す喜びを感じる才能」だったり「すでに死んだ人たちの夢や希望に想いを馳せ感情移入できる才能」かもしれません。