志望理由(作文・面接指導)

原稿用紙と鉛筆消しゴムのイメージイラスト

12月上旬には三者面談が行われて、どの高校へ願書を出すか決まってきます。推薦や特色化選抜で申し込む場合は、志望理由書を書く必要があります。

作文といえば「起承転結」と考えているかもしれませんが、それは気持ちを表したり、物語を書くとき向けの構成(書く順番)です。志望理由書やレポート、小論文といった、中学3年生以降に書く作文と言えば「序破急」になります。序破急とは、序論、本論、結論で書く順番(構成)のことです。

序論では「問題提起」だったり、「志望理由」だったり、「結論」を最初に「これについて書きます」と2~3行で書きます。

本論で、理由・根拠を書き連ねます。あれやこれやたくさん書くのはこの部分です。長めのレポートや小論文だと本論の中に、賛成意見のメリットとデメリットを、反対意見のメリットとデメリットをそれぞれ書きます。

結論はほぼ序論と同じような内容で、2~3行で、結論・まとめを書きます。

志望理由書は、「です・ます」で書くことが多いですが、「だ・である」で書いても構いません。1文を1行程度に区切って、簡潔に、分かりやすく書く必要があります。あれこれ考えていることを文章にしていると、「これこれこういう理由で、私はこういうことをやってきたので、これからもこれこれこうこういうことに気を付けて、あれこれあれこれします」みたいに、「、」を多用して文章を長くしがちです。これをまずは短い文章に分けていく練習から始まります。

イナヅマ学習塾では、志望理由書を書く前に、自己分析を行って、志望理由や面接のときの引き出しの中身を準備してもらっています。

いよいよ受験本番です。中学3年生がんばりましょう!

カエル君とガマ君のぬいぐるみがが「きみもイナヅマで勉強するといいよ」とコメントしている写真