試験

試験に振り回されているイラスト

試験、テスト、いやですね💦 成績になるので、いい点が取りたい。上がったり下がったり、数値で評価される。満点ならいいですが、ちょっとした勘違いなどで減点されたり、納得いかない理由で減点されていたりもする。一喜一憂させられるし、まるで自分の人格までテストで評価され、値踏みされているような気がする。嫌ですね。試験の結果に感情移入せず、冷静に自分が勉強したことがどのくらい分かっているのか示されたとだけ思いましょう。合格とか不合格が関係のない試験というのは、単なる「学習評価」です。

資格試験や入学試験の試験は、よい点数を取って合格する必要があります。

それ以外の試験は、基本的に「学習の進捗状況をチェック」するものです。ただし、中学校から高校進学する際に「内申点」が関係する期末考査や中間考査は、「学習の進捗状況をチェック」するだけではなく、「高校入試の点数に加算される内申点」でもあるので何としてでもよい点数を取っておきたい。

福岡市は、中学3年生の成績が内申点となるので、中学2年生までの期末試験・中間試験は悪くても将来を左右するものではありません。ただ、勉強が分かっていないわけですから、将来行きたい高校へ進学できなくなる可能性は高まりますが…。

福岡市の中学校では「成績カード」といって、その学年で受けた試験の点数が丸わかりの成績表があります。生徒の「成績カード」を見ることで、今回たまたま良い点数だったのか、苦手教科や得意教科はなんなのか、成績の波など、様々なことがわかりますし、どんなふうに勉強してきたか推測できます。イナヅマ学習塾ではそういったことを踏まえて、受験までに何をどのように勉強していけばよいかを考えて、生徒と相談した上で、学習を進めます。

まずは、国語、数学、英語です。この3教科は基礎が分かっていないとできません。この3教科の中で「古典が苦手」とか「図形が苦手」「証明が苦手」「文の途中でwhenがあると完全にわからなくなる」などのつまづきがあると困ります。問題内容によって70点以下になるとかだと、受験が怖い。とはいえ、勉強し始めてもなかなか成績が上がらないのがこの3教科ですから、なんとか中学3年の夏休みが終わるまでに志望校が狙えるレベルに持っていきたい。

理科と社会は2学期からでも~と思っていると、2学期は約3週間ごとに試験があって、試験勉強したりしながら中学3年生の難易度の上がった国・数・英の授業をしっかり理解しつつ、理科・社会の復習をするってのは、精神力が必要です。「試験の結果がよかろうが、悪かろうが、決めた分の暗記をコツコツ進める」のは不動心であり平常心で在りながら、やるべきことを推し進める強さが必要です。明日実力テストがあったとしても、理科の公式ノートを作ったりしながら計算問題にひるむことなく暗記を進める力が要ります。明日内申点に関わる数学の小テストがあるなら、数学の勉強をする必要がある。その後で、理科・社会に取り組むのです。どこかで数学に切り上げる必要があるわけです。理科・社会だけではなく、英語は毎日すべきなので最低でも寝る前に英単語の暗記や不規則動詞の暗記確認をするとか、読解問題も1日1問はやっておきたい。できますか? ではなくて、やるんです。Just Do It ! です。迷ったり心配な気持ちは置いておいて、自分で決めたやるべきことをやる。とにかくやる。推し進めること。精神力と実行力。

試験に振り回されないようにしましょう。試験があるから勉強する。その上で、自分の勉強が必要です。英語は毎日。理科と社会の問題集を1日2ページずつとか。週末に数学をガッとやる。国語もやる。必要以上に苦手意識を持たずに、試験の結果を見て、得点の足りない部分を補うための勉強をすること。学習のペースが狂わないように、スマホ・アプリを上手に活用したり、塾の先生にアドバイスもらったりすると、迷うことなく自分の学習に没頭できると思います。勉強に没入することとと、学習のペース・リズムを良い感じに保ちながら、受験に間に合わせましょう。