今がんばっていないことは、将来できるようにはならない。

小学生は中学校へ進学します。中学生は高校へ進学します。
小学6年生になって我が物顔で運動場を使っていたけど、中学生になったら一番下の学年。中学1年生と中学3年生では体力も脳力も全然違います。高校1年と高校3年も全然違います。でも同じ学校で同じ部活・チームで練習したりします。
小学校と中学校は地域の学校へなんとなーく通うことになったとしても、高校は自分で選んで進学することになります。
アルバイトをするときや就職するときに書く履歴書の、「学歴欄」に最初に書くのは、高校です。中学までは義務教育。高校から、自分の人生が始まると言っても過言ではありません。偏差値の高い学校が「いい」学校とは限りません。将来やりたいことが決まっているのなら、商業高校や工業高校の方が将来の役に立つ勉強ができます。勉強でがんじがらめになる偏差値の高い学校より、緩めの学校の方が、将来自分のやりたいことがやりやすいかも知れません。
「今」は一瞬で「過去」になり、「ちょっと先の未来」はすぐ「今」になっています。「今」が、ずーっと続いた先に「将来」があります。「今がんばっていること」が、「将来できること」になるはずです。「今がんばっていないこと」は「将来できること」には絶対になりません。
パティシエになりたくても、大工になりたくても、経済学者になりたくても、プログラマになりたくても、今はまだできません。だったら将来の可能性のために、今できる「やらなければならないこと(勉強)」をやっておいた方がいいと思います。
