StudyRoomイナヅマ学習塾は自立型学習塾(自立学習塾)です

2024年のイナヅマ教室の写真

学習塾には大きく分けて2種類あります。個別指導学習塾一斉指導学習塾です。

個別指導学習塾は、塾講師1名が生徒1~3名のそばについて、1つ1つ細かに問題の解き方を指導します。「間違えた問題の解き方を丁寧に教えてもらえる」「解き方が分からないとき解き方を1つ1つ丁寧に教えてもらえる」ので、具体的に「この問題の解き方を教えて欲しい」という生徒にとっては非常に効果があります。

一斉指導学習塾は、塾の生徒を学力別に分け、学力に合った授業を行います。生徒の学力レベルに合った授業が受けられるので、非常に充実した授業が受けられます。学校とは違い、自分のレベルと同じレベルの生徒と一緒に切磋琢磨しながら勉強できるので競争心が巧く働くことで勉強しなきゃ!という気になります。

自立型学習塾(自立学習塾)は、生徒が自分のレベルに合った練習問題に自分で取り組む(生徒主導・生徒主体)ことで、「自力で苦手克服して授業に追いつく」こと、「自力で難問に取り組んでトップ校進学を目指す」ことを目標に講師は生徒の自学をサポートする学習塾です。自立型学習塾の講師はティーチャー(教える人)であり、コーチ(学習を引っ張る・促す人)であり、トレーナー(より効果的な学習方法を指導する人)です。

個別指導学習塾で生徒は解き方を丁寧に教えてもらいます。一斉指導学習塾は自分に合ったペースで進む授業が受講できます。いずれも、講師が解き方を教えた後に、生徒は習った通りに解いていきます。生徒にやる気と注意力があって、練習問題を自分の課題だと思ってしっかり主体的に取り組めれば高い学習効果が望めます。

注意しなければならないのは、「生徒にやる気と注意力があって、練習問題を自分の課題だと思ってしっかり主体的に取り組める」のならば、学校の授業だけで全教科80点以上、5教科で400点以上は取れる。ということです。なぜなら、中学校の試験では実力テストを含めて、「学校で習った内容しか出ない」からです。学校のワークが完璧に出来ていれば学校の試験も完璧にできる内容の試験です。人間ですから多少間違えることもあるでしょうが、福岡市立中学校の定期考査や実力テスト程度なら、学校のワークだけで確実に8割以上取れます。

StudyRoomイナヅマ学習塾は自立型学習塾(自立学習塾)です。一人一人の生徒に合った練習問題・参考書を提供して、勉強方法を学んでもらいます。勉強方法がわかれば、あとは自分で勉強するだけです。

個別指導学習塾一斉指導学習塾では、塾の講師が一生懸命上手に解き方や考え方を教えていることで、授業を受けている生徒はそのやり方を教えてもらっています。その結果、その時、生徒はその問題が解けるようになります。(自分だけでは解いていないけど)達成感があります。受身の授業の中で生徒が「なるほど!」と思ってその解き方をマスターして、他の問題でも試行錯誤しながら解けるようになれるなら、その塾へ通うべきです。しかし、塾で習った時はわかったけど、後で見返すと全然解ける気がしないのなら、塾で得た達成感だけが残り、実力は何もついていないというあまり良くない状態です。

一方、自立型学習塾(自立学習塾)では講師は練習問題を生徒に解かせているだけで、あまり何もしていないような状態です。なぜなら、生徒が自分で解ける最適な練習問題を自分で一生懸命がんばって解き進められているからです。自立型学習塾(自立学習塾)の講師は自学を進める生徒を見守り観察し、ノートチェックをして、その生徒にとって最適な次の練習問題を準備したり、小出しにヒントを出して自力で解き進めるサポートをしたり、学習の進捗状況を伝えて励ましたり、その生徒の目標に届くのに必要な学習方法の指導をしたりしています。

大切なことは、「生徒が自分でその問題を解くために、自分で考えて解き進めて、正解に辿り着くこと」「勉強の仕方が分かり、自分の勉強を自分でコントロールできるようになること」です。理論的な言い方をすれば、メタ認知です。問題を解く力、直接的な問題解決能力は、認知(具体的に問題を解決する能力)です。この認知(問題解決能力)はもちろん大切です。しかし、1つ1つの問題の解き方を丁寧に教えることだけでは問題解決能力は育ちません。「この問題を解くにはどの公式を使えばいいのか」「この問題とさっき取り組んだ例題の共通点が何で、何をどうすれば同じように解けるのか」ということを生徒が自分の頭の中で自問自答しながら1問1問解いていくことが重要なのです。「生徒が自分の頭の中で自問自答しながら1問1問解いていくこと」とは言い換えると「問題を解くための考え方(解き方)を考えること」つまり、メタ認知です。イナヅマ学習塾でもっと大切にしている能力は「問題を解くために必要なことが何なのか。生徒が自分で自分の学習について考えるメタ認知能力を伸ばすこと」です。その結果、生徒が自分でどんどん勉強するようになります。自立型学習塾(自立学習塾)で生徒が最も学習に集中して取り組めている状態というのは、講師はほとんど何もせず、生徒が自分の問題に集中して解きまくっている状態です。