成績が上がらない💦

スランプ状態のイラスト

結構頑張ったつもりなのに、成績上がらなかった…

ワーク3周以上やったのに、平均点しかとれんかった…

などなど、思っていたほど試験で点数が取れないことはよくあります。試験が終わってから「あ! あの問題の答え、今思い出したぁ~」とか、「え~、問題文読んでそんな答えだと思わなかった~」とか、後で色々な感想が人それぞれ出ます。

今日読んだ産経新聞の記事で、大手予備校河合塾の近藤先生も以下のように述べています。

近藤さんは「夏に必死に勉強したという人も多いと思うが、現役生は最終盤まで成績が上がらない人が多いもの。秋から冬にかけて頑張れるかどうかが大事だ」と話していた。受かっているのに浪人する「合格浪人」の割合が増加、河合塾で史上最高3割に 

↑これは大学入試の受験生のお話ですが、高校入試でも同じです。夏からずっと頑張っているのになかなか成績が上がらない!!っていう受験生は山ほどいます。諦めずにコツコツ頑張ることが大切です💪

とはいえ、自分の学習方法が何か間違っていないか振り返って改善したり、少し視点を変えた勉強方法を取り入れたりして、脳に刺激を与えることも必要です。

英単語、社会・理科の用語、国語の漢字の暗記。英文法の理解&練習、数学の理解&練習、理科の理解&計算問題練習など、教科書や学校のプリント、ワークなどで練習して完璧! と思う。でも、試験の紙で、違う雰囲気の問題文だと、できなくなる。対策としては、次の2つ。

A) 教科書・ワークを覚えたら、他の問題集に取り組んでみる。

B)友達と、問題を出し合ってみる。

A) 「試験前に、何種類かの試験対策問題集をすること」としては、

1)「定期テスト ズバリよくでる 中学」などの、期末・中間試験対策練習問題で、ワークとは別の練習問題をする。

2)「パーフェクトコース問題集」などの学習のポイントが巧くまとまっている問題集に取り組んで要点・ポイントを最後に抑える。

3)塾の先生に何か問題を出してもらう。

この3つをやっておくとよいかと思います。

B)「友達と、問題を出し合ってみること」としては、一問一答の問題文を生徒Aが読んで、生徒Bが答える。やつですね。これ、不思議と記憶に残るんですよ。

※大切なことは、よ~く考えながら取り組むこと。

「あれ、これなんでtheがあるんだろう?」
「あれ、この公式あの公式と似てるなぁ」
「あれ、そもそもこの国とこの国の民族って同じなのかな?」とか、
「さっきこの問題こいつに言ったから、次はちょっとフェイントでこっちの問題出してみよ」
「同じ順番通りだと答えられちゃうから、ちょっと飛ばして、そうだ!私がいつも答え忘れちゃうこの問題出してみよう!」とか。

自分で考えながら取り組むことで、脳が自分の問題として記憶します。使わないと、脳はこれ使わないみたいだからもう忘れちゃお~と処理します。特に英語は普段の生活では触れることがないので勉強しないと、脳が「英語とかいらんやろ、使いよらんし。忘れたろ~」とメモリークリア(リセット・消去)しちゃいます。そうならないように、毎日脳に英語をバシャバシャ浴びせてやりましょう。できれば毎日1時間。無理なら15分でも可(ちょっと足りないけど…)。リスニングしながら単語暗記したり、リスニングしながら本文音読したり、リスニングしながら読解問題解いたりしてください。毎日。数学も2,3日に1回はやったほうがいいです。それと、普段から暗算で足し算、引き算、かけ算、割り算をこっそりしておくとよいトレーニングになります。

矢印に乗ってGOする棒人間のイラスト