期末試験の勉強方法(理科篇)
理科は暗記科目。ではありますが、社会とはだいぶ違います。計算がある。そして、理科と言っても「化学」「物理」「生物」「地学」と4つの種類に分かれていて、4つの内容、雰囲気、全然違います。
化学はH2Oとか、CO2のような化学式を覚えたりして、物質の変化(化ける)を学ぶので「化学(ばけがく)」と呼んで「科学(サイエンス)」と分けたりする内容です。元素記号とか周期表とか覚えるのは面倒ですが、「すいへーりーべ、ぼくのふねななまがりしっぷすくらーくか」などと語呂合わせで覚えちゃえば、あとはアンモニアとか硝酸とか、テストに出る化学式覚えちゃえば中学の化学はイケるんじゃないでしょうか。とにかく元素記号を覚えることです。
物理は重力です。重さについての考え方を学ぶ科目です。重力と質量の違いとか、星によって引力が違うとか、てこの原理とか、ポイントは質量は同じだけど「力の強さ」とか「感じる重さ」は状況によって変わるよ!ってこと。目の前の物の重さについて、宇宙に行ったらどうかな? みたいなことを学びます。それにまつわる知識を覚えるのは大切ですがまずは、理解することが大切です。
生物はもう完全に暗記ですね。ただ暗記するだけってのは非常につらいから、できれば公園などへ行って本物を観察したり解剖したりしながら覚えると楽になります。公園の木の陰に生えているシダ、その裏にある胞子のう、地面を見ると苔が生えてて良く見るとペッタンコの「ゼニゴケ」と、ミニチュアの木のような「スギゴケ」がある。松や杉の木をよく見ると、花粉が付いてる気とそうでない木(雄株)、松ぼっくりが付いてる気とそうでない木(雌株)がある。つつじの花は花弁が全部引っ付いていて、桜やバラの花びらはバラバラだとか。そうこうしながら植物の名前を憶えていくと生物の勉強はその後すごく捗ります。
地学は地震とか天気とか、いつも身近な内容なのに、詳しく学び始めるとっかかりが難しい。昔はテレビの天気予報がCGなしの高圧線と前線だけの説明だったので勉強し始めやすかったのですが、今は雨雲レーダーとかで分かっちゃう。お風呂も昔はガスで焚くと湯船の上が熱くて下がぬるいとか実感として分かったのですが、今はわからない。家で麦茶を沸かした時、さめかけの状態のヤカンで上の方と下の方とどっちが熱いか調べてみたりすると分かるかもしれません。火成岩や深成岩などについてもただ暗記するだけだと面白くないのでできればDVDなどの資料で溶岩がさらさら、どろどろ、もこもこ、出てき方によって山の形が変わって、溶岩のさめ方によって後の意思の色や形も変わるよってのが分かると覚えやすいと思います。
総じて理科は、世界の身近な色々な物を、1つ1つ細かく見て分析していこうって科目なので、実際その物を目にした上で暗記して、実際の物を見ながら理解することを強くお勧めします。幸い、和白中学校周辺は自然が豊かです。三苫浜中央公園は生物の被子植物、裸子植物、種子植物と種子を作らない植物などを観察するには結構いいと思います。少し足を延ばして古賀グリーンパークへ行くと、木に名前がわかるようになっているので植物観察には良いです。三苫浜中央公園も古賀グリーンパークもある程度良い感じに放ってありつつ手入れされているので虫や生き物もいるので生物観察にも向いています。佐賀の佐賀県立宇宙科学館とか北九州の北九州市立いのちのたび博物館、福岡市科学館などへ行くと楽しく理科が勉強できると思います。
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