凡ミス

「先生、分かっていたのに凡ミスでした!」と、勉強して理解もできていたのにテストの点数が思ったほどよくなかった時に生徒からよく聞く言葉です。以前なら「ケアレスミス」とか「うっかり間違い」「うっかりミス」などと言っていたと思うのですが、最近は「凡ミス」と言う生徒が多いようです。
勉強以外でも、ピアノやバイオリン、ギター、ドラムなどの楽器で、たった1つの音を凡ミスしただけで、その曲全体が台無しになってしまうこともあります。サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、卓球などのスポーツでも、たった1つの凡ミスで負けてしまうことがあります。逆に、一流プレーヤーと呼ばれる人がイザという時にとんでもないスーパープレイをしたり、人の心に突き刺さる音を鳴らしたりしてくれることもあります。凡ミスもスーパープレイも、才能ではなく努力の結果から現れるものです。
凡ミスするというのは、ただの練習不足です。
サッカーなら、ボールを蹴る練習、ボールを受ける練習を、何度も何度もやることで、まるでボールが身体に引っ付いているかのような技術が身につきます。練習したからです。野球なら、素振りの練習やバントの練習を何度も何度もやることで一塁線や三塁線に流しつつ、ファールにならない見事な打撃ができるようになります。スケボーも自転車もスキーもサーフィンも全部練習するから上達します。そして練習は辛い。でも上達したら嬉しい! それが練習。勉強だって同じ。練習あるのみ!です。
でも練習も勉強も大変だし、しんどくて続かないよ~というのは、考え方を変えることで何とかなります。
『「嫌だな~、シンドイな~」が100%』と感じていることをなんとかいい感じに前向きに変換して切り替えていくことで練習が継続して出来るようになります。
「おお~!なんかだんだんできるようになってきてるんじゃない?!」と成長を実感したり、「今日は昨日より30分長く勉強できた!」と昨日の自分より今日成長できたことを喜んだり、「今日1時間勉強したことで毎日1時間以上勉強を3週間達成した!」と頑張る自分を褒めてモチベ維持したりして。
練習・勉強は苦しいだけではありません。面白かったり楽しかったりする時もあるはずです。自分の気持ちや気分を上げる工夫をして、がんばりましょう⚡